夏の涼を求めて~上野散策~
- update更新日 : 2022年02月08日
folder未分類立秋を過ぎたとはいえまだまだ残暑厳しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
そのような中、涼を求めて上野界隈を散策してきました。
同行は、高1の娘です。
散策の前半は、幽霊画。
幕末から明治にかけて活躍した落語家、三遊亭円朝ゆかりの全生庵にお邪魔しました。
「怪談牡丹灯籠」や「真景累ヶ淵」などの原作者である円朝さんが、怪談創作の参考に集めたという幽霊画が観賞できます。
ぞくっと背筋が寒くなるような、静かな佇まいの風情あふれる幽霊画で、ひと時の涼を楽しませていただきました。
ところで、娘がついてきたのは、夏休みの課題をクリアするため。
世界史の授業で、美術館に行くという課題が出たらしいのですが、お寺の幽霊画でいいのかという疑問がわき出てきます。
まぁ、本人がいいというのだから、「よし!」としましょう。
涼を求めての後半は、上野動物園。
園内をうろうろしていると余計暑くなりそうな気もしますが、結構涼めます。
パンダをはじめ、ネコ科一番のお気に入りのトラや、たそがれているゴリラ、冷たい目つきが魅力のシロフクロウ、涼しげに水に浮かぶカワウソ、さらには水中に悠然とたたずむ哲学者のようなオオサンショウウオにも会えて、たっぷり涼を満喫できました。
娘も楽しめたらしく、「これからもちょくちょく一人で来よう」などと申しております。
JKが一人で動物園に通うのはいかがなものか?と新たな心配のタネが増えた散策でもありました。