筋肉は退化する
11月20日の日曜日、いちょうホールで開催された健康講演会に行ってきました。
大いに勉強させていただきましたが、中でも一番印象に残ったのは、講師である薬剤師の宇田川久美子先生がお話しされていた「筋肉は老化しない、退化する」という言葉です。
その意味は、「年を取ってカラダが動かなくなるのは老いによる必然的なものではなくて、カラダをきちんと使っていないから筋肉が退化して動かなくなるんですよ。」ということです。
と言うことは、「きちんと使えば、いくつになっても筋肉は変えられ、カラダは動くようになる。」ということなんですね。
かって、100歳を過ぎてなお元気な双子の姉妹として話題になった、きんさんぎんさん。
実はきんさん、テレビなどで取り上げられる前は、自力で歩くことが出来なかったそうです。
自力で歩けていたぎんさんの様子を見て自分も歩けるようになりたいと一大決心、トレーニングに励んだ結果、100歳を超えて自力で歩けるようになったとのことです。
カラダは、いくつになっても変えられます。
ただし、アプローチの仕方は大切です。
カラダが動かなくなるのは、日常生活の中で使い過ぎの筋肉と使えていない筋肉が作られ、カラダのバランスが崩れるのが原因。
鍛えるだけの運動では、かえってバランスを乱してしまいかねません。使い過ぎの筋肉をリラックスさせ、使えていない筋肉はトレーニングすることでカラダのバランスを整える「コアトレ」は、まさにうってつけのアプローチ方法です!
トシだからと言ってあきらめる必要はないんです。いくつになっても快適に動けるカラダを一緒に目指しましょう!