四十肩・五十肩
英語ではFrozen Shoulder（凍結肩）と言い、次のような症状が見られます。- 痛みで肩や腕が上がらない。
- 寒い時や夜中に、肩や腕の痛みがひどくなる。
- エプロンを後ろで結べない。
- 肩を上げると二の腕が痛い。
- 肘まで痛くなる時がある。
また、次のような動作で痛みを感じます。
- つり革につかまる。
- 髪の毛をとかすときや髪の毛を結ぶとき。
- ネクタイを結ぶとき。
- ボタンを留めるとき。
- 服を着替えるとき。
- 後ろのポケットから物を取り出すとき。
- 頭の後ろを掻くとき。
- 寝返りを打ったとき。
主に肩をあげる動作により、痛みが増します。原因はよくわかっていませんが、加齢による肩関節周辺の軟部組織の衰えが元となって炎症が生じ、関節包が縮小したり癒着を起こしたりすると考えられています。自然と治る傾向が強いのですが、その理由もよくわかっていません。
痛みのために肩を動かさなくなりますが、そのまま動かさないでいると肩周辺の筋肉が硬くなり、改善が遅くなってしまいます。
無理のない範囲でですが、出来るだけ動かした方が回復が早いことが多いです。
当院では、痛みのために自分では動かしにくい肩に対して、まずは周りの筋肉を整え、無理のない範囲で少しづつ動かしていきます。
こうすることで、四十肩・五十肩の1日も早い改善につながります。
改善や予防のための簡単な体操も取り入れていきます。
四十肩・五十肩でお悩みの方は、気軽にご相談下さい。
2024/4/18